2013-12-12
■ honishi said:
http://syoichi.tumblr.com/post/50147465300
それを自分なりにwebだったりtumblrだったりへの貢献といったら本当におこがましいですが、、開発者も利用者も、というかもっというと、そんな枠組みないところで、みんながそれぞれ得意なことも不得意なことも善意で持ち寄ったら、もっとハッピーなweb、とか、社会、とか、世界とかできるんじゃない?(できたいよ)っていうのが実は根底にあって。
ちなみに、いままで貰ったコメントの中で「会社に友達とかいないのでいつも昼休みは一人でコンビニ弁当買って、食いながらあのアプリ使ってtumblrみるのが楽しみです」っていうのがあって、それなんか最高に嬉しかったです。なんででしょうか、
2013-12-11
■ [RBLGENV2013]tumblr 創世記 その二 ( tumblelog の巻 )
世界開放流 - 動物的情報化 via KENMAT
本当に重要なことは、何度も何度も目にすることになる
今回はここから、始めます。この引用は私達にとって、すでに古典として重要なものとなっています。dashboard で繰り返し同じ post が現われることについての意味を、私達はここに見い出しています。
さて、この post がされたのは、2007/04/07でした。実は、 yuiseki サンが tumblr に join したのは2007/04/06でした。わずか一日でこの「動物的情報化」を書いた訳です。驚くべき洞察力です。どのように月面着陸よろしく、tumblr と向き合ったのかちょっと覗いてみましょう。
- http://yuiseki.tumblr.com/day/2007/04/06
- http://yuiseki.tumblr.com/day/2007/04/07
- http://yuiseki.tumblr.com/day/2007/04/08
ここに興味深い post があります。その post は「動物的情報化」とほぼ同時期に書かれたものです。以下に全文を引用します。
流れるようにアウトプットする
なるほど。
たしかに。
だんだんこのサービスの良さがわかってきた。
情報を「収集する」という考え方はもう古いと思うが、それと同様に
情報を「発信する」という考え方も、もはや古いのかもしれない。
収集と発信。インプットとアウトプット。
何かが足りない。
そうなのです、 Reblog(スループット) が足りません。
先の「動物的情報化」にも「流れるようにアウトプットする」にも Reblog に関係するような言葉は全然見当りません。この時点では Reblog は存在しないのです。実は、「動物的情報化」も「流れるようにアウトプットする」も、リブログ紀(reblog era)以前の文章だったのです。
みんな大好き Reblog が誕生したのは、2007/04/27 に tumblr ver2 がリリースされた時のことでした。
- 2007/04/27: tumblr ver2 リリース http://davidville.wordpress.com/2007/04/27/tumbling-towards-2-0/
このとき実装された機能は
今や tumblr の代名詞である Reblog なのですが、これは最初から tumblr に存在する機能ではありませんでした。このとき始めて世界に Reblog が現われました。ハレルヤ。
さて、 Reblog が無い tumblr 。みなさんは想像できるでしょうか?
今の視点から見れば、Reblog が無い tumblr なんてどこが面白いんだ。としか考えることが出来ないと思いますが、それはあくまでも現在の視点に立って過去を見ているからに他なりません。ということで yuiseki サンが先程の「動物的情報化」を書いた2007/04/07まで時計の針を巻き戻してみます。
「動物的情報化」から大事な部分を切り出してみます。
http://yuiseki.tumblr.com/post/668523
自分の場合、Livedoor Readerを使うとき、
とにかく1日に数千件のエントリをひたすら「処理」する。一つ一つはどうでもいい。
情報のインプットに限らず、アウトプットにも同じことが言えるのかもしれない。
”Tumblelog”(Tumbleは転がるような、崩壊したような、
一つ一つのポストは互いに脈絡のない”点”でしかないかもしれないが、 やがてそれら大量の点を通して自分の脳全体のアジェンダを可視化していく
2つのキーワード、 Livedoor Reader そして tumblelog 。
Livedoor Reader は2006/04/18に公開されました。それは2006/04/14に開催された Shibuya.js Technical Talk #1 で華々しくこの世にデビューしたようです。
Livedoor Reader の意味については、英語版の Livedoor Reader だった Fastladder のログインページに書かれていたという以下のフレーズを引用しておきます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/04/news034.html
1000feeds in your sight
Livedoor Reader は、Web を読むという行為を、そのテクノロジーとインターフェースで極限までスピードアップしました。それは1000以上のフィードを読むこによって初めて見ることの出来る景色を、コアな Web ジャンキーに見せつけることとなりました。
tumblelog という言葉は、Wikipedia によれば、2005/04/12に why the lucky stiff によって書かれました。
- 2005/04/12: RedHanded » Stop, For Blogging's Sake
Blogging has mutated into simpler forms (specifically, link- and mob- and aud- and vid- variant), but I don’t think I’ve seen a blog like Chris Neukirchen’s Anarchaia, which fudges together a bunch of disparate forms of citation (links, quotes, flickrings) into a very long and narrow and distracted tumblelog.
- この記事を書いたのは why the lucky stiff である
- Chris Neukirchen の anarchaia という blog を指して tumblelog と呼んだ
- anarchaia は Ruby と Vooly という記法により書かれている
tumblelog は Ruby 界隈での出来事として一番最初に記録されています。また Jason Kottke が2005/10/19の記事に以下のような文章を残しています。
Many of the tumblelogs I ran across seem to be powered by Ruby on Rails, itself a quick and dirty programming framework that emphasizes fast prototyping. You can kind of see how tumblelogging is the blog equivalent of Rails.
tumblelog を Rails と並び称しています。tumblelog は、クイックでダーティーなブロギングフレームワークである。といったところでしょうか?
tumblr は先の、anarchaiaや, Projectionist といった初期の tumblelog にインスパイアされて作られたことが知られています。が、これについては、何千倍も良い記事があるのでそちらを示して終りにします。
- The Daily Dot - The real origins of Tumblr
- Would You Take a Tumblr With This Man? | The New York Observer の全文和訳 - いいことあるかい
- Tumbling on success: How Tumblr's David Karp built a £500 million empire (Wired UK)
さて、 anarchaia ですが、2005/03/27に一番の post がされています。ちょっと見てみましょう。
ページ構造を見ればわかるように、link, flickr, lyrics という class 名が指定されています。anarchaia の記法である Vooly では、以下のとおり、最初期から以下の5つの型が考えられていました。
その後、thought (text) が、追加され6個の型を持っていました。
さて、tumblr はどうでしょうか?
これについては、 tumblr 界の極悪非道なマッドプロフェサーである ku 氏がコメントを残しています。それはまるで、聖書の中の一文のようなフレーズです。
http://ku.ido.nu/post/90357787734/seven-tumblr-content-types
tumblrはpostの種類を7つにわけた。ふつうの文章、写真、引用、リンク、チャット、音楽、映像。
tumblr は当初、Text, Photo, Quote, Link, Chat, Video の6つ型を持っていました。その後 Audio が追加されて、最終的には7つの post の型を持っています。どうやら tumblelog において、この「post には型がある。」というルールは、大変重要な共通事項のようです。
さて、ここで宇宙が誇るネットウォッチャー otsune 氏の文章を引用しておきます。otsune 氏は 2007/05/09 に tumblr に join しました。こちらの post は 2007/05/12 という tumblr を使用し始めてすぐに、彼が残した感想になります。
http://www.otsune.com/diary/2007/05/12/1.html#200705121
だけどソーシャルブックマークにも弱点が有って、.jpgとか.gifみたいな画像ファイルを直接記録するのに向かない。これはただ単に、ソーシャルブックマークサービスがタイトルテキストしか表示しない事に割り切ったデザインをしているからなんだけど。
その点で言うと Tumblr_ は、さらに一歩踏み込んだ設計をしている。
「Text Photo Quote Link Chat Video」という6つの種類に特化して投稿することでリンクの仕方や見え方がばっちり来るようになっている。
モノクロなソーシャルブックマークと、七色に輝く tumblelog (tumblr)。
ソーシャルブックマークの歴史は del.icio.us が2003/9月に誕生したときに始まりました。
- 2003/09: http://web.archive.org/web/20031004064641/http://del.icio.us/
- delicious as of september 13, 2003. close to inception (those may be the very first saved bookmarks) http://www.flickr.com/photos/joshu/765796263/in/set-72157600740166824/
そして日本では、2005/02/10のはてなブックマークの誕生により一般化したと言えるでしょう。
この2007年の春の時点では、 Livedoor Reader といったフィードリーダーの普及が、「Web を読む」という行為を極限までスピードアップした一方、「Web に書く」という行為の受け皿として存在したのは url 単位という低い解像度のソーシャルブックマークと、スピードが遥かに遅いブログでした。
そういった時代に tumblelog という七色の衣を纏ってインターネットの金色の野に降りたったのが tumblr だったのです。
極限値にまで逹したインプット、旧態然とした低速度、低解像度なアウトプット。限界を越えた情報の雨と、溢れる欲求。まさしくそのような欲求に飢えていた、新し物好きの愉快な Web ジャンキーどもに熱狂的に受け入れられて、tumblr はそのデビューを飾ることとなりました。
そして、6年を経た現在でも、その七色の輝きはいまだ衰えを知りません。
さて、みんな大好き Reblog が、人々を混乱させ、惑わせ、魅了して、そして受け入れられ、私達の時代が訪れるのはそれ以降の話となります。そのお話については次回に続きます。
2013-12-11
■ [RBLGENV2013]tumblr 創世記 その二 ( tumblelog の巻 )
(この記事は、tumblr reblogging enviroment Advent Calendar 2013 第11日目の記事です。)
世界開放流 - 動物的情報化 via KENMAT
本当に重要なことは、何度も何度も目にすることになる
今回はここから、始めます。この引用は私達にとって、すでに古典として重要なものとなっています。dashboard で繰り返し同じ post が現われることについての意味を、私達はここに見い出しています。
さて、この post がされたのは、2007/04/07でした。実は、 yuiseki サンが tumblr に join したのは2007/04/06でした。わずか一日でこの「動物的情報化」を書いた訳です。驚くべき洞察力です。どのように月面着陸よろしく、tumblr と向き合ったのかちょっと覗いてみましょう。
- http://yuiseki.tumblr.com/day/2007/04/06
- http://yuiseki.tumblr.com/day/2007/04/07
- http://yuiseki.tumblr.com/day/2007/04/08
ここに興味深い post があります。その post は「動物的情報化」とほぼ同時期に書かれたものです。以下に全文を引用します。
流れるようにアウトプットする
なるほど。
たしかに。
だんだんこのサービスの良さがわかってきた。
情報を「収集する」という考え方はもう古いと思うが、それと同様に
情報を「発信する」という考え方も、もはや古いのかもしれない。
収集と発信。インプットとアウトプット。
何かが足りない。
そうなのです、 Reblog(スループット) が足りません。
先の「動物的情報化」にも「流れるようにアウトプットする」にも Reblog に関係するような言葉は全然見当りません。この時点では Reblog は存在しないのです。実は、「動物的情報化」も「流れるようにアウトプットする」も、リブログ紀(reblog era)以前の文章だったのです。
みんな大好き Reblog が誕生したのは、2007/04/27 に tumblr ver2 がリリースされた時のことでした。
- 2007/04/27: tumblr ver2 リリース http://davidville.wordpress.com/2007/04/27/tumbling-towards-2-0/
このとき実装された機能は
- FOLLOW YOUR FRIENDS
- REBLOG STUFF YOU LOVE
今や tumblr の代名詞である Reblog なのですが、これは最初から tumblr に存在する機能ではありませんでした。このとき始めて世界に Reblog が現われました。ハレルヤ。
さて、 Reblog が無い tumblr 。みなさんは想像できるでしょうか?
今の視点から見れば、Reblog が無い tumblr なんてどこが面白いんだ。としか考えることが出来ないと思いますが、それはあくまでも現在の視点に立って過去を見ているからに他なりません。ということで yuiseki サンが先程の「動物的情報化」を書いた2007/04/07まで時計の針を巻き戻してみます。
「動物的情報化」から大事な部分を切り出してみます。
http://yuiseki.tumblr.com/post/668523
自分の場合、Livedoor Readerを使うとき、
とにかく1日に数千件のエントリをひたすら「処理」する。一つ一つはどうでもいい。
情報のインプットに限らず、アウトプットにも同じことが言えるのかもしれない。
”Tumblelog”(Tumbleは転がるような、崩壊したような、
一つ一つのポストは互いに脈絡のない”点”でしかないかもしれないが、 やがてそれら大量の点を通して自分の脳全体のアジェンダを可視化していく
2つのキーワード、 Livedoor Reader そして tumblelog 。
Livedoor Reader は2006/04/18に公開されました。それは2006/04/14に開催された Shibuya.js Technical Talk #1 で華々しくこの世にデビューしたようです。
Livedoor Reader の意味については、英語版の Livedoor Reader だった Fastladder のログインページに書かれていたという以下のフレーズを引用しておきます。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/04/news034.html
1000feeds in your sight
Livedoor Reader は、Web を読むという行為を、そのテクノロジーとインターフェースで極限までスピードアップしました。それは1000以上のフィードを読むこによって初めて見ることの出来る景色を、コアな Web ジャンキーに見せつけることとなりました。
tumblelog という言葉は、Wikipedia によれば、2005/04/12に why the lucky stiff によって書かれました。
- 2005/04/12: RedHanded » Stop, For Blogging's Sake
Blogging has mutated into simpler forms (specifically, link- and mob- and aud- and vid- variant), but I don’t think I’ve seen a blog like Chris Neukirchen’s Anarchaia, which fudges together a bunch of disparate forms of citation (links, quotes, flickrings) into a very long and narrow and distracted tumblelog.
- この記事を書いたのは why the lucky stiff である
- Chris Neukirchen の anarchaia という blog を指して tumblelog と呼んだ
- anarchaia は Ruby と Vooly という記法により書かれている
tumblelog は Ruby 界隈での出来事として一番最初に記録されています。また Jason Kottke が2005/10/19の記事に以下のような文章を残しています。
Many of the tumblelogs I ran across seem to be powered by Ruby on Rails, itself a quick and dirty programming framework that emphasizes fast prototyping. You can kind of see how tumblelogging is the blog equivalent of Rails.
tumblelog を Rails と並び称しています。tumblelog は、クイックでダーティーなブロギングフレームワークである。といったところでしょうか?
tumblr は先の、anarchaiaや, Projectionist といった初期の tumblelog にインスパイアされて作られたことが知られています。が、これについては、何千倍も良い記事があるのでそちらを示して終りにします。
- The Daily Dot - The real origins of Tumblr
- Would You Take a Tumblr With This Man? | The New York Observer の全文和訳 - いいことあるかい
- Tumbling on success: How Tumblr's David Karp built a £500 million empire (Wired UK)
さて、 anarchaia ですが、2005/03/27に一番の post がされています。ちょっと見てみましょう。
ページ構造を見ればわかるように、link, flickr, lyrics という class 名が指定されています。anarchaia の記法である Vooly では、以下のとおり、最初期から以下の5つの型が考えられていました。
その後、thought (text) が、追加され6個の型を持っていました。
さて、tumblr はどうでしょうか?
これについては、 tumblr 界の極悪非道なマッドプロフェサーである ku 氏がコメントを残しています。それはまるで、聖書の中の一文のようなフレーズです。
http://ido.nu/kuma/2008/04/11/seven-tumblr-content-types/
tumblrはpostの種類を7つにわけた。ふつうの文章、写真、引用、リンク、チャット、音楽、映像。
tumblr は当初、Text, Photo, Quote, Link, Chat, Video の6つ型を持っていました。その後 Audio が追加されて、最終的には7つの post の型を持っています。どうやら tumblelog において、この「post には型がある。」というルールは、大変重要な共通事項のようです。
さて、ここで宇宙が誇るネットウォッチャー otsune 氏の文章を引用しておきます。otsune 氏は 2007/05/09 に tumblr に join しました。こちらの post は 2007/05/12 という tumblr を使用し始めてすぐに、彼が残した感想になります。
http://www.otsune.com/diary/2007/05/12/1.html#200705121
だけどソーシャルブックマークにも弱点が有って、.jpgとか.gifみたいな画像ファイルを直接記録するのに向かない。これはただ単に、ソーシャルブックマークサービスがタイトルテキストしか表示しない事に割り切ったデザインをしているからなんだけど。
その点で言うと Tumblr_ は、さらに一歩踏み込んだ設計をしている。
「Text Photo Quote Link Chat Video」という6つの種類に特化して投稿することでリンクの仕方や見え方がばっちり来るようになっている。
モノクロなソーシャルブックマークと、七色に輝く tumblelog (tumblr)。
ソーシャルブックマークの歴史は del.icio.us が2003/9月に誕生したときに始まりました。
- 2003/09: http://web.archive.org/web/20031004064641/http://del.icio.us/
- delicious as of september 13, 2003. close to inception (those may be the very first saved bookmarks) http://www.flickr.com/photos/joshu/765796263/in/set-72157600740166824/
そして日本では、2005/02/10のはてなブックマークの誕生により一般化したと言えるでしょう。
この2007年の春の時点では、 Livedoor Reader といったフィードリーダーの普及が、「Web を読む」という行為を極限までスピードアップした一方、「Web に書く」という行為の受け皿として存在したのは url 単位という低い解像度のソーシャルブックマークと、スピードが遥かに遅いブログでした。
そういった時代に tumblelog という七色の衣を纏ってインターネットの金色の野に降りたったのが tumblr だったのです。
極限値にまで逹したインプット、旧態然とした低速度、低解像度なアウトプット。限界を越えた情報の雨と、溢れる欲求。まさしくそのような欲求に飢えていた、新し物好きの愉快な Web ジャンキーどもに熱狂的に受け入れられて、tumblr はそのデビューを飾ることとなりました。
そして、6年を経た現在でも、その七色の輝きはいまだ衰えを知りません。
さて、みんな大好き Reblog が、人々を混乱させ、惑わせ、魅了して、そして受け入れられ、私達の時代が訪れるのはそれ以降の話となります。そのお話については次回に続きます。
■ じゃあ最初は鰹節が舞ってる絵だね
http://www.cbc-net.com/topic/2013/07/tofubeats-no-1-hsgn-sskhybrid/
細金:編集の順番は完全に撮影が終わってから決めました。歌詞に映像の意味が被らないように注意しています。「日本橋高架下R計画」の時もそうでしたが、情報量がそちらの方が立体的になるので。あとは音ハメをキックに合わせるところと歌詞の文節に合わせるところを分散させて、説明的になる(映像と1:1対応であると認識される)ことを避けてる。
スケブリ:終わりに本人出しときゃいいじゃん。tofubeatsだから醤油かければいいじゃん。あ、歌ってるG.RINAさんに醤油かけてもらえば完璧じゃん。じゃあ最初は鰹節が舞ってる絵だね。っていうMVのカギ括弧部分が初期の段階で決まっていたので。あとは好き勝手やりました。
細金:どんどん見る場所が狭くなってます。TwitterとFacebook、InstagramとかのSNSの他にはTumblrとYouTubeくらいしか見てない。ブックマークもここ4年くらい一切使ってないし、ニュースサイトも見ないし。どんどんネットというか自分の観測範囲が狭くなってる。もう今ネットってサーフィンじゃなくなりましたよね。なんかこう、釣り堀感がある。
細金:僕は前々から、映像においては「でかい」「まぶしい」が正義だと思ってるんです。それに全裸が加わったから、もう最強。
細金:最終的に人は全裸にいくしかないんですよ。
2013-12-05
■
https://twitter.com/taizooo/status/407310461294489601
届いて欲しい人には届いている気配もあるので、まあいいか、という感じ。
https://twitter.com/taizooo/status/407523986881257472
届く人にだけ届けばいいや
■
ここには深い溝があると思われる。
■
https://twitter.com/taizooo/status/407523591043825664
「なつかしいなあ」なんて気持ち全然無いから、たぶんわかりあえないな。
https://twitter.com/taizooo/status/407523864571170816
例えば、考古学者が縄文土器とか打制石器を見つけて、「なつかしいなあ」とか言うのか? という。
2013-12-04
■
http://booklog.kinokuniya.co.jp/kodai/archives/2013/12/post_122.html
お裁縫から女性を解放することが大切だ。それには、女性自身の中から、デザイナーや技術家が、続々と出て、立派に職能人として通るようになり、このひとたちの手で、より合理的な、しかも安価な既製品を大量にうみだすことである。消費者としての女性は、いわゆる「お裁縫」などで、一日の貴重な、しかも長い時間を浪費する必要はない。
しかし、これは、一般の既製服についてもいえることであるが、大きな問題をふくんでいる。それは日本の女性には、自分で縫うという習慣があるため、きものを縫うに要する労力の計算をしないのである。「お針もできない」ということは女の資格がないことのようにいわれてきた。東京の真ん中のしかも進歩的と称する奥さんやオフィス・ガールでさえ同様である。一着の既製服をみても、生地代は、裏代は、という材料費の原価計算をするだけで、仕立代の計算をしようとしない、つまり商品の真価が計算できない状態ではなかろうか。「あら高いわね?」という。それは、生地三ヤールでいくら、という生地代で、作る労力は、自分が縫ったらという基準で計算して、労力のねだんは計算に入れないようである。
■ 彼らには、敵将の退任や日本代表の選手などどうでもよかったのだ。
コラム:鹿島サポーターの振る舞いに見た、Jリーグの魅力の真髄 - Goal.com
その歓声の正体はC大阪の背番号7、新井場徹に向けられたものだったのだ。鹿島サポーターの多くが身を乗り出し、新井場の名を声高に叫ぶ。中には新井場のユニフォームを掲げている人もいた。そのボリュームの大きさは新井場が鹿島のゴール裏に接近するにつれて大きなものとなり、名将との別れに沈む長居スタジアムにおいて明らかに異質なものであった。
彼らには、敵将の退任や日本代表の選手などどうでもよかったのだ。いや、もちろんリスペクトは示していたはずである。実際、クルピ監督の挨拶の時にもブーイングなどは一切聞こえてこなかった。しかし彼らには、もっともっと大切なことがあった。かつて、赤き結束を交わし、3連覇の偉業を達成した旧友、新井場との再会である。
あの「強い鹿島」の中心には、常に新井場がいた。新井場は、当時高卒ルーキーだった内田篤人にも大きなインパクトを与え、2008年にはその左手にキャプテンマークを巻き、金色のシャーレを天高く掲げた。そんなクラブのレジェンドに、鹿島サポーターは愛の全てを表現した。タイムアップの笛を境に、彼らは新井場を自分たちの選手と認識したのだ。実に美しく、実にときめく瞬間であった。
2013-12-02
■ クロールする権利とか、スクレイピングする自由とかは、別に空からふってくるものではない
https://twitter.com/taizooo/status/406336837376937984
クロールする権利とか、スクレイピングする自由とかは、別に空からふってくるものではない http://blog.8-p.info/2009/10/october
https://twitter.com/kzys/status/406404308054188032
蛇足な補足をすると http://tech.bayashi.jp/archives/entry/web-service/2009/002796.html でいろいろ思って書いた記憶があります
■ 空からふってくるものではない
https://twitter.com/taizooo/status/406336730216681473
wedata のこと思うと、「別に空からふってくるものではない」 http://blog.8-p.info/2009/10/october っていう言葉を思い出す。ちょっと意味が違うんだけど、
https://twitter.com/taizooo/status/406337176025063425
autopagerize とか ldrize される便利は、別に空からふってくるものではない
https://twitter.com/taizooo/status/406337523086942208
結局のところ Wiki が想い起させてくれた自由なんていうのは、、別に空からふってくるものではなかったのです。
https://twitter.com/taizooo/status/406337874578006016
userscript が見せてくれていた天国と、wedata が見せてくれていた天国
https://twitter.com/taizooo/status/406338584866607104
... and web life goes on
https://twitter.com/taizooo/status/406338729406513152
センチメンタルはそこまでだ。
■
届けたい人のところに届くかどうか。という問題。
2013-12-01
■ [RBLGENV2013]tumblr 創世記 その一 ( AutoPagerize の巻 )
dashboard の深さが有限であることを、皆様ご存じでしょうか?これはフォローしている古参の種類によりますが通常、2007/3/末〜4/始あたりといったところになります。
さて、Webの世界において、2006年から2007年にかけては実にエポックメイキングな年でした。
- 2006/03/22: twitter の最初の tweet https://twitter.com/jack/status/20
- 2006/06/05: tumblr の最初の post http://www.davidslog.com/1/nobody-shoots-anybody-in-the-face-unless-youre-a
- 2006/07/15: twitter の公式リリース http://techcrunch.com/2006/07/15/is-twttr-interesting/
- 2007/02/19: tumblr の公式リリース http://davidville.wordpress.com/2007/02/19/tumblr/
さて、今回取り上げたいのは AutoPagerize についてです。
今や私達は web ページはスクロールで、過去へ進むことが出来ること。そして web ページというのは「潜るもの」である。というのを当たり前のように受けいれています。それもこれも AutoPagerize が私達の感覚を変えたといっても過言ではないでしょう。
そんな、みんな大好き AutoPagerize は2007/1月に誕生しました。
- 2007/01/11: AutoPagerize 最初のリリース http://d.hatena.ne.jp/swdyh/20070111/1168517600
GreasemonkeyのスクリプトにGoogleAutoPagerとかなんとかAutoPagerというのがあって、
とても便利なのだけど、こういうのってもっと汎用化できるんじゃないかと考えてみた。
いつのまにかいろんなサイトがAutoPager化されるとかも実現できるんじゃないのかな。
そしてそれから2週間ほどで、SITEINFO方式で動くようになります。
- 2007/01/24: AutoPagerize 0.0.5 http://d.hatena.ne.jp/swdyh/20070124/1169609560
サイト用データを外部から取得するようしました。
取得先は復活していたinfogamiです。
このとき、SITEINFOが置かれたのは、infogami でした。infogami は、 Aaron Swartz が作った Wiki プラットフォームでした(その後、 jottit に繋がっていきます)。
実は wayback machine には swdyh.infogami.com の初期の更新履歴も残されています。
一番最初は2007/01/13のものです。
- http://web.archive.org/web/20071114090919/http://swdyh.infogami.com/autopagerize?r=1
- http://web.archive.org/web/20071114091730/http://swdyh.infogami.com/_history/autopagerize?b=1
14 del.icio.us用 15 22 23 YahooJapan検索用 24 31 32 YahooJapanオークション検索用 33
del.icio.us、YahooJapan、YahooJapanオークションのわずか3つの SITEINFO だけでした。
ここで、みんな大好き tumblr の SITEINFO がどのタイミングで登録されたのか見てみましょう。まず皆さんが「表側」と呼ぶユーザーページ側が登録されたのが 2007/05/01 です。
- http://web.archive.org/web/20071114212451/http://swdyh.infogami.com/autopagerize?r=35
- http://web.archive.org/web/20071114231457/http://swdyh.infogami.com/_history/autopagerize?b=35
15 ### tumblr 16
そして、皆さんが「裏側」と呼ぶ dashboard 側が登録されたのが 2007/05/03 のことです。
- http://web.archive.org/web/20071114223611/http://swdyh.infogami.com/autopagerize?r=38
- http://web.archive.org/web/20071114234716/http://swdyh.infogami.com/_history/autopagerize?b=38
15 ### tumblr(dashboard) 16
登録者は brazil サンですね。皆さんご存知 tombloo の開発者であります。history を見るとわかるのですがかなり最初の内から SITEINFO の登録を行なっています。
さて、今の視点から見れば、brazil サンと swdyh サンの距離が近いことはそんなに不思議は無いのですが、それはあくまでも現在の視点に立って過去を見ているからに他なりません。ということで AutoPagerize 1st がリリースされた2007/1月まで時計の針を巻き戻してみます。
AutoPagerize が産声を上げる数日前の2007/01/09 平日火曜日の19:30から1時間ほどの小さなトークセッションが行われました。 そのトークセッションは、「Wiki小話/Vol.7 - Podcastle Night。」と呼ばれるものでした
このトークセッション、発表者、参加者にはそうそうたるメンツが名を連らねています。
発表者としてブログラマー首狩り族の長として名を成す eto サン、マスター・オブ・tombloo な brazil サン。
参加者として secondlife サン、otsune サン、dotimpact サン、arton サン、mala サン、yappo サン、kzys サン、kakutani サン、tsuda サン、youpy サン、tsukamoto サン、他。そして AutoPagerize の創造主となる swdyh サン。
brazilさんの発表がやっぱり印象的だったなあ。
あと江渡さんが言っていた「集合知によって改善するシステム」っていうのがなんかしっくりきた。
brazilさんのJavaScriptをWikiに書いてなんとかかんとかっていうのも、そういうことなんだろうなあ。
その、Wiki小話の主催者だった tsukamoto サンに話しを聞いたことがあります。期待したような劇的な出来事があった訳ではなかったようで、拍子抜けしたのを覚えています。ただ、まあ少なくとも AutoPagerize の誕生には大きな要因になったことは間違いないでしょう。
さて tumblr についてです。2007/04/27 に早速 tumblr ver2 がリリースされます。
- 2007/04/27: tumblr ver2 リリース http://davidville.wordpress.com/2007/04/27/tumbling-towards-2-0/
このとき実装された機能は
はい。みんな大好き REBLOG です。
今や tumblr の代名詞である Reblog なのですが、これは最初から tumblr に存在する機能ではありませんでした。このとき始めて世界に Reblog が現われました。ハレルヤ。
このように、AutoPagerize の開発と Reblog の誕生という奇跡のような偶然の一致によって、我等、リブログマンキーという種族はこの世に生を受けたわけです。
ところで、アレ? 何かが足りませんね。そうです、 tombloo です。そのお話については次回に続きます。