タスク管理の重要度と緊急度
それに、みんな「緊急」であるということと「重要」であるということの区別が付かなくなる傾向があるようだ.納期繰り上げがかかった案件の緊急度がたかくなると、ほかの重要な案件(売上額が高い物とか戦略上大事な案件など)より優先処理されたりすることがある.
よくあやふやになってしまうのだが、重要度と緊急度(優先度)は別の尺度である.これは2次元でいうと x軸 と y軸 の関係だ.
重要度
- 社運、世界平和、人類の存亡にかかわる
- これはまずい
- 通常
- それなり
- 割とどうでもいい
優先度
- 総員起床
- すぐにやる
- 通常
- あとでもいい
- いつかはやりたい
agileグループ - 鈍重な開発を俊敏にしていく日記 - Tracに書いてあった優先度や重要度の書き方に少し感動。 「大中小」や「高中低」と書くと、人によって評価がまちまちになっちゃう。 こうやって「社運、世界平和、人類の存亡にかかわる(重要度)」や、「総員起床(優先度)」と書くことで、使う人によるバラつきが少なくなる気がする。 (大きい、小さい、は何かと比較しての相対的な結果だから基準が必要になるけど、「総員起床」だと具体的なアクションがはっきりしている)
ふと思いつき。 「大中小」のような一次元的な評価じゃなくて、チケットにタグ付けするのはどうだろう。 「これはひどい」とか。
はてなの「あしか」でタスク管理している.
GTDに則って以下のように、緊急度(優先度)でタスクグループを構築している.
タスクグループ
- すぐやる
- 誰か待ち
- ちょいと待ち(カレンダー)
- やる(プロジェクト)
- いつかやるかも
- アイデア(資料)
- ゴミ箱
これに重要度を加味するために、タスクタイトルに「重要度カテゴリー」を設定するかな?
*[社運に関わる]組織プロフィール作成
みたいな感じに.
今気がついたけども、実は、GTDって重要度の扱いが抜けているんだな.
重要度の扱いはその人の運用方法に依るので、この辺が、GTDをうまく使える人と使えない人の差が出る部分かもしれん.
実は、重要度って、そのときそのときの状況で変化するから、わざと緊急度(いつやるか)だけをシンプルに扱うようにしているのかな?