タスク管理の重要度と緊急度

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それに、みんな「緊急」であるということと「重要」であるということの区別が付かなくなる傾向があるようだ.納期繰り上げがかかった案件の緊急度がたかくなると、ほかの重要な案件(売上額が高い物とか戦略上大事な案件など)より優先処理されたりすることがある.

よくあやふやになってしまうのだが、重要度と緊急度(優先度)は別の尺度である.これは2次元でいうと x軸 と y軸 の関係だ.

重要度

  1. 社運、世界平和、人類の存亡にかかわる
  2. これはまずい
  3. 通常
  4. それなり
  5. 割とどうでもいい

優先度

  1. 総員起床
  2. すぐにやる
  3. 通常
  4. あとでもいい
  5. いつかはやりたい

agileグループ - 鈍重な開発を俊敏にしていく日記 - Tracに書いてあった優先度や重要度の書き方に少し感動。 「大中小」や「高中低」と書くと、人によって評価がまちまちになっちゃう。 こうやって「社運、世界平和、人類の存亡にかかわる(重要度)」や、「総員起床(優先度)」と書くことで、使う人によるバラつきが少なくなる気がする。 (大きい、小さい、は何かと比較しての相対的な結果だから基準が必要になるけど、「総員起床」だと具体的なアクションがはっきりしている)


ふと思いつき。 「大中小」のような一次元的な評価じゃなくて、チケットにタグ付けするのはどうだろう。 「これはひどい」とか。


はてなの「あしか」でタスク管理している.
GTDに則って以下のように、緊急度(優先度)でタスクグループを構築している.

タスクグループ

  1. すぐやる
  2. 誰か待ち
  3. ちょいと待ち(カレンダー)
  4. やる(プロジェクト)
  5. いつかやるかも
  6. イデア(資料)
  7. ゴミ箱


これに重要度を加味するために、タスクタイトルに「重要度カテゴリー」を設定するかな?

*[社運に関わる]組織プロフィール作成

みたいな感じに.


今気がついたけども、実は、GTDって重要度の扱いが抜けているんだな.
重要度の扱いはその人の運用方法に依るので、この辺が、GTDをうまく使える人と使えない人の差が出る部分かもしれん.


実は、重要度って、そのときそのときの状況で変化するから、わざと緊急度(いつやるか)だけをシンプルに扱うようにしているのかな?