2013-05-24

18:30

http://d.hatena.ne.jp/./wlj-Friday/20130524/1369384165

この本は、ぼくが冒頭に出てくる。ぼくはどんどん便利にするのは結構なことだと思っているし、それを進めるべきだと思っている。だから本書では悪役として使われているというべきか。それは非常に光栄なんだけれど、同じ悪役でもこういう中途半端な使われ方をするとねえ。インタビューされたとき、ここに書いたようなことは言ったと思うんだが、言わなかったかな? どうせならこの本全部を否定できる程度には徹底した悪役にしてほしいなあ。

改変、所有権、コモンズ、複製、そしてアウラ 18:33

http://d.hatena.ne.jp/./wlj-Friday/20130523/1369297663

で、ある日、横尾忠則がたいへん憤っていた。仕掛かりのまま手放した作品があって、それがある美術館に展示されているんだけれど、そろそろそれを完成させたいと思ってその美術館に連絡したら、そんなことをされては困ると言われたんだって。美術館としては、その状態の作品としてお金を払って購入したんだし、それを改変するのはダメというわけ。

これは何なんだ、所有権の問題なのか、あるいは著作人格権みたいなものの話ってことになるわけ? コモンズの話でもあるわけだよな。

ぼくはむしろ、いったん手離れしたものはもう手離れしてるんだし未練たらしいこと言うな、とも思う。

その一方で、作家としてその作品についてどんな最終イメージを思い描いているのかも、やはり見る側としては興味あるところ。さてさて、

複製時代の芸術であればそんな心配はない……と言いたいところだが、アウラはどうなってしまうのかとか、