今を遊ぶ
■ 夜明け前
目がさめるとコタツでオイルヒーターはボコボコって音を立てていてラジオ深夜便はもうサヨナラの時間ですって言っている。メガネは丁寧にコタツの上に置いてあった。フードのついたセータだったので寒かったのかフードを被っていて、でなぜかジーンズの前ボタンは全部開いていた。最初からボタンしていなかったかもしれない。いい具合に手の届く範囲にポットに入ったお茶とかあったので、コタツのせいですごく喉乾いてて、飲んだ。ミカンもいいかんじに手の届くところに山積みなので二三個食べたらお腹が減ってきた。せっかく早起きできたのでもう寝直したくない。抜いた右下の親知らずの傷がズキズキしてきた。痛み止めもうあんまり飲みたくないけど、痛かったら後で飲もう。新聞配達のバイクが通り抜けていったのでもう間違いなく朝だなあ。電気あかあかと点いているのでここにいると朝なのか夜なのか全然わからないな。まあきっと世界っつうのはこういうものなんだろう。
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こうやって耐えられずに最後に話をまとめようとするのがいけない。投げ放しにしないとダメ
■ あまりに切り刻まれた引用は、文脈を失い意味が反転してしまうことがあります
webにアップロードされたアーティクルはどのように扱われても文句の無いものと思っています。よって、特に断りのないものについてはご随意に引用して頂いて構いません。 ただし。あまりに切り刻まれた引用は、文脈を失い意味が反転してしまうことがあります。それは文章のみならず、写真にすら起こりえることです。文脈の喪失による理解の劣化を避けるため、引用や転載を行なう場合には、引用物の読者がオリジナルをも参照できるよう、個別記事へのパーマリンクを併記していただくことを望みます。当方ではできる限りパーマリンクをロストしないように配慮いたします
■ play and pray
常に play するという姿勢。
朝、早起きしたりしなかったり、まあ本来はメチャメチャ夜型でしかもショートスリーパーなんだけど、早起きしたりコタツで朝を迎えたりするんだけど。で、せっかくの早起きで本当にときどき走ったりする。で、これがやっぱり古い頭なので単純に走るっていうとどうしても修行的というかトレーニング的というか、別に目的とか無いんだけど、なにかのために訓練しているみたいな感じになって。まるで高校総体のために走ってるみたいな。
でも、高校生活とかそういうのと違って、もう日々は淡々とこう繰り返していくわけで。そしてまあいろいろな理由とかあったりなかったり、または単純に自分の怠け心で、続けて走るとかはやっぱり出来ないのです。でもそんななかでもあきらめることなく、というか、止めることなく、というか、飽きることなく続けていくためには、もし一生のうちただ一回だけしかランニングをする機会がない人間だったとして、そのただ一回のランニングがその今日のランニングだとしたら、なにかよくわからない何かのために蓄えるように、修行のように走るんじゃなくて、それはそのただ一回だけのランニングを慈むようにきっと楽しんで走ると思うんです。そういう姿勢しかもう残っていないんじゃないかっていう風に思うんですね。自分にとっては。
そういう play するという姿勢とか態度で臨んではじめて、ドライブする感じが出てくるんじゃないかと思っています。
