http://orion.mt.tama.hosei.ac.jp/hideaki/code.htm


これに関連して、とてもSF的なんで恥ずかしくて、これまで書けなかったことも書いてしまおう。

人類がもっている記録と記憶の技術はどんどん進化している。凡人の考え付く程度の創作や発明は、もう誰かがやってしまったことがすぐ分かるようになる。すると人間は、「自分がやる程度の創造には意味がない」と思うようになるかもしれない。これは、上記の私の信念からすると、人間にとってとても悲しい事態だと思うんだ。だから、再発明・再発見を容認・評価する社会的合意が必要とされるんだろうとおもう。現在の「以前に誰もやったことがない」という意味でのオリジナリティを重視する知的財産権のシステムは、結果的に大多数の人間にとって疎外のシステムになってしまうんじゃないか、と心配している。

杞憂だよね。きっと。