「同じ物」が存在することが当たり前でない社会

「大量生産」という概念を当たり前に思っている僕らは、ある本が世の中に複数存在するのを当たり前のことだと思っていますが、活字文化を取り入れていない人びとにとっては、それは興奮の対象です。

http://gitanez.seesaa.net/article/172377761.html

ただ、いまの電子書籍化やプロダクトのソフトウェア化に向かう傾向は、僕らを再び「現地人たち」に似た概念をもった社会へと移行させているように思います。

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つまり、「同じ物」が存在することが当たり前でない社会へ。個々人がカスタマイズされた無数の版が存在することで、版を管理すること自体がそもそも無意味であるような社会へ、と。

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