1980年代を代表する映画音楽の名盤して知られている。

しかし凡庸なストーリー展開や、ミュージック・ビデオを彷彿とさせる演出が延々と続く点などが酷評され、本作自体や監督・主演を務めたシルヴェスター・スタローン、助演のブリジット・ニールセンらは、『ランボー/怒りの脱出』と『レッドソニア』も併せて第6回ゴールデンラズベリー賞10部門中8部門にノミネートされ、5部門を受賞するという不名誉な記録を残している。

ロッキー4/炎の友情 - Wikipedia

その一方で、サバイバーやジェームス・ブラウンら人気アーティストが参加したサウンドトラックは大きな好評を博した。本作で用いられた挿入歌は現在でも様々なスポーツ選手が入場テーマ曲等に使用しており、1980年代を代表する映画音楽の名盤して知られている。

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イワン・ドラゴを演じたドルフ・ラングレンはこの作品で大きな注目を集め、その後アクション俳優として飛躍する事となったが、当初は、「背は高いが体の線が細すぎる」として当初は選考から外れていた。しかし本人の熱心な売り込みと、フルコンタクト空手で鍛えた独特の軌道のパンチがスタローンの目に留まり、スタローンと共にウエイトトレーニングに励んだ結果、ほぼ筋肉のみで25ポンドの増量に成功。これによりドラゴ役への抜擢が決まった。

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当時のロナルド・レーガン大統領は、スタローンをホワイトハウスに招いて本作を観賞しその内容を絶賛した一方、ソ連のメディアは「あからさまな反ソ、反共宣伝映画」としてスタローンを非難するなど、本作は政治的にも大きな話題となった。

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