一軒一軒廻ってそれまで木綿のパンツやアイロンより高い物を買った事の無い村人にテレビを高額で売りつけたのです

もう一つ身近な例としては日本のテレビの話があります。1950 年代に家電を牛耳っていたのは東芝や日立と言った名門です。それらの名門は銀座の一等地でテレビを展示しながらも、貧しい日本ではまだまだテレビは普及しないだろうと考えていました。

http://d.hatena.ne.jp/propella/20100913/p1

そこで賢かったのが当時新興企業の松下電器です。松下電器は、テレビが意外と広い世界を知る機会の無かった田舎の人たちに人気がある事に気づきました。また、そもそも田舎者には自分たちがテレビが買えないほどの貧乏人である事すら理解できないだろうと考えました。そして名門企業が行かない村々に販売網を作り、一軒一軒廻ってそれまで木綿のパンツやアイロンより高い物を買った事の無い村人にテレビを高額で売りつけたのです

http://d.hatena.ne.jp/propella/20100913/p1

via http://gtokio.tumblr.com/post/1115010212