patagonia essential jacket

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それはそれは薄いペラペラないわゆる『ヤッケ』。まあその割には高級だったんだけど。裏地なしの一枚っぴら。

それまではスキーで雪山といえばゴアテックスじゃなきゃ、って思ってたんだけど。
そんなこと全然なくてキャプリーンの肌着着てウールの薄い肌着かなんかを挟んでフリース着てその上にコレを着ると。軽いし柔らかいしもう本当に自由になったと思った。

パウダーを食いにいっていた上越は本当にドカ雪で気温は意外と高めで湿度も高い。自分のかく汗が相当なものになっちゃう。でも汗をかくと身体が冷えちゃう。ゴアなんて本当に酷い。使ってるうちに目詰まりして汗が抜けなくなっちゃう。たぶん。でももうそんなの全然へいちゃらなの。もうどんどん汗がぬけてく。

じゃあ雪とか降ってきたらどうするの? って話しなんだけど、ちょっとくらいシェルから水分が染みてきてもいいの。身体まで濡れなきゃ。雨じゃないからそこまで染みない。せいぜいフリースの表面が濡れるくらい。

それになによりも、スキーウェアとかマウンテンウェアは普段着れない。けどコイツはスリーシーズンだ。秋口から冬のゲレンデ、雪山を通り越して春先まで。

結局、あんまり山には行かなくなっちゃたんだけど、それでもオレの身体をコイツはまもってきた。長いこと。10年くらい着たのかな? でも、もうボロボロなの。ああ、どうしよう。こまったな。