PuTTY でシリアルコンソール
PuTTY はシリアル接続できるようになったらしいんだけど、うまく使えなかったので wconsd を使ってみる.
使用する PC は NEC Versapro VA60J というポンコツ.でも、シリアルポートがついているというところがポイント.昔作った、イーサネットケーブルと RJ45-to-Dsub9pin アダプタを使ったシリアルケーブル (d:id:taizooo:20060526:1148621136) で FreeBSD-BOX で接続する.
wconsd は、Windows2k/XP でうごく シリアルコンソールサーバ.wconsd は、サービスとして起動する.シリアルポート com0 をlocalhost:9600 にリダイレクトするので、ここへ PuTTY の RAW モードで接続する.
インストール
PuTTY はインストールしてあるものとします.
wconsdをインストールします.適当な path に置きます.
コマンドプロンプトにて wconsd をサービスとしてインストールします.
wconsd.exe -i c:\path\to\wconsd.exe
次に wconsd をサービスとして起動します.ちなみに自動起動の設定になっているので、Windowsを再起動するんでもOKですね.
net start wconsd
これで localhost:9600/tcp に com* がリダイレクトされます.com* の番号は、usb-to-rs232c アダプタや pc のシリアルポートだったりでそれぞれ異なるので、デバイスマネージャーとかで確認ですな.
PuTTY から接続します.
- セッション→プロトコル:RAWを選択
- 端末→行規則オプション→ローカルエコー:強制的にオフを選択
- 端末→行規則オプション→ローカルライン編集:強制的にオフを選択
PuTTY で localhost:9600/tcp へ接続後、
open
と打つと接続開始です.ちなみに help と打てば wconsd でシリアルラインの設定方法が表示されます.
以上!ちょっと難しいですね.設定の楽さでいったら Tera Term の勝ちですな.
リンク
- PuTTY 0.59 ごった煮版
- wconsd