顧客に語るべき自社の「物語」があるか。

顧客に語るべき自社の「物語」があるか。
その物語には、聞き手が耳を傾けてくれる魅力があるか。

株式会社ハラサワは、主に自動車やバイクのマフラーを製造している、創業60年の企業です。社員数20名強(当時)、工場は東京都荒川区というプロファイルからなんとなくイメージされる、まさにそういった企業です。

このハラサワさんが、2年ほど前に、創業以来初めてとなる大卒の採用(このこと自体、町工場的小企業では異例)を目論み、コンサルタントと組んでユニークな活動を展開しました。その一つが「ハラサワ物語」という文章の作成。