比較的オープンな民主主義の大きな強みの一つは、ほとんどの潜在的革命家は自分の目的を達成するのに、システムを利用したほうがシステムを攻撃するよりも簡単だと判断する、ということだ。

http://cruel.org/freeware/noosphere.html


[SP] LinuxBSD の世界とのおもしろいちがいの一つは、Linuxカーネル(および関連する OS の中心的なユーティリティ)は一度も分裂していないけれど、BSD は少なくとも 3 回は分裂しているということだ。


BSD グループの社会構造は中央集権化されていて、権限をはっきりと線引きすることで分裂を防ぐようになっているのに、中央集権化されていなくて不定型なLinuxコミュニティは分裂を防ぐような手段をまったく講じていない


開発をなるべく開放したほうが、いちばん分裂しにくくなるとしか思えない!


Henry Spencer の考えによれば、一般に政治的なシステムの安定性は、その政治プロセスへの参入障壁の高さに反比例するのではないか、とのこと。


「比較的オープンな民主主義の大きな強みの一つは、ほとんどの潜在的革命家は自分の目的を達成するのに、システムを利用したほうがシステムを攻撃するよりも簡単だと判断する、ということだ。


(スペイン政府がフランコの反バスク法を廃止して、バスク地方に独自の学校と一定の自治権を与えたら、バスク独立運動のほとんどは一瞬で消えた。それでは不十分だと固執したのは、ゴリゴリのマルクス主義者だけだった。)