ギガ・シティ

2025年のダントツ1位の東京の人口が現在とそれほど変わらないというのはどういう意味なのだろうか。他のメガシティには超えられない上限が存在するということだろう。200万人レベルの都市を見ていくと、どちらかといえば途上国発展の無秩序的拡大の限界と、ニューヨークやロサンゼルスのような米国型都市の限界がありそうだ。

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東京が、きらめく、ハイテクの、強度密度を持った大量消費の夢であり、文明にとどまり、礼節を持ち、泣けるほど効率的であるなら、ラゴスは都市が悪夢の謎である。そこは構造も生活基盤も社会的供給も快適さも市民の基本形もない都市だ。

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日本南岸について東京・横浜から大阪・神戸・京都までもが単一の都市域なのだと論じることも可能だろう。一体的に成長しているからだ。しかし、この一帯は、単一の都市部(労働市場)として見るにはあまりに大きすぎる。だから、都市部としては分割して考察される。

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日本は政府と経済を見ていくと、老人の「立ち枯れ日本」といった印象があるが、現実には、他の世界のどの国もなしえない、不思議な都市空間を作り上げている。それは、人類からさらに進化した、どちらかというと、蟻に近い存在なのではないか。

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日本は国というよりも、大東京圏を中心につながり合った巨大都市圏のようだ。地図を見ていると、日本の三つの主なメガロポリスが、人口1億人以上の巨大な一つのメガロポリスに思えてくる

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数字からは突出と地域内の分散がよく見えないが、例えば大ソウル圏といっても突出はなく実は韓国(南朝鮮)をほぼなだらかに覆っている。また、大ロンドン圏などもそれに近い。突出した集約度からすれば東京がダントツである。

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それ以前に、日本人がほぼ自覚してないのにこんなものを作り上げる日本の底力というのは、さらにその慣性というか延長として、何をもたらそうとしているのか。もしかして、出会い?

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