二十年に一回、千数百年
興味深いのは、屋代の隣にもうひとつ別のエンプティ、つまり空き地があるんです
http://www.muji.net/lab/report/100203/
伊勢神宮では20年に1回、式年遷宮というのがあって、まるっきり全部を壊して全く新しいものを建て直すんです。
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20年に1回建て直すわけですから、ある宮大工の棟梁が指揮をとると、20年後はたぶんお弟子さんが棟梁となってやるという、そういう具合に受け継がれてきている。
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棟梁が式年遷宮の棟上げ式のときに「呪言」という、おまじないのような言葉を言うんですが、それはそのときしか言っちゃいけないので、たぶんうろ覚えになって、もう随分昔から意味不明な言葉になっている
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これは、コップの中の水を別のコップに入れ替えて更新するみたいなものです。
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20年に1回、それを千数百年にわたってやってきたとすると、もはやコップの中身は全然違ったものになってきているんじゃないか
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