教えてお終いではなく、実際にやってみてもらう

やってみせてお終いではなく、実際にやってもらう.おしえたのにうまくいかない原因は教え方にある.だからイライラせずに、うまくいかない要因を考察して、フィードバックする.つまりは、PDCAループだな.これは.

「わかったね。では、これでおしまい」

というのは危険です。

「わかったね。では、これでおしまい」じゃなくて、「わかったね。では今度は君がやってごらん。見ているから」のほうが良いでしょう。つまり、教えた直後、相手に実際に操作させるのです。教師の操作を見て「わかったつもりになる」ことと、生徒が「自分でやって納得する」ことの間には、天地の開きがあるからです。

私は、以上のような方法を「子供を前に歩かせて、自分は後を行く」教え方だと思っています。子供を駅で歩かせる。自分で券売機を見つけさせ、切符の料金を調べさせ、切符を買わせる。どっちのホームで待つべきか、普通に乗るか急行に乗るか、そのような判断を子供にさせる。それを観察すると、子供が何をどこまで理解しているかがたいへんよく見えてくるものです。

単純に、イライラしながら教えるんではなく、どのようなスキルの人に対しても、敬意を持って接する必要があるんですよね.たとえ自分の子供であっても.


なんて、久々に、人様の文章にマジ反応してしまいました.良エントリーですね.