道具は大事

道具は大事.良い品質は、良い工具から.素早い作業も、良い工具から.

会社でL字アングルを組み合わせた作業デスク(セル生産方式とか屋台生産方式とか言うヤツで使うようなもの)の解体作業をおこなったんだけど*1、課長がモンキーしか用意していなかったんですよ.

作業デスクは、穴あきL字アングルと、12mmのボルト&ナットと、アングル金具で組み立ててあるので、相当解体作業は大変なんです.それに、そもそもモンキーレンチは、ボルトをバリバリ回すための物ではないのですよ.

作業に入る前に、道具は大丈夫ですか?ってわざわざ聞いたのに、大丈夫だって言うからノーマークでしたよ.課長!

そんなわけで、大あわてで現場を走り回って、ラチェットタイプのレンチとメガネレンチを数セットかき集めたわけなんです.

あきらかに作業効率が違いました.あたりまえです.現場作業を知らない人は、あまり道具の重要さがわからないのです.経験していないから.今度は課長もわかったと思います.

そんなわけで、良い工具は、会社に買ってもらいましょう.こんなのも良い物が欲しいです.

LANケーブルの自作はコネクタかしめ工具も重要ですが、実はコネクタをどのようなタイプを選ぶかというのが重要です.理由は、ツイストペア線を撚り戻してコネクタに圧接するんですが、この撚り戻しの長さを短くすることが重要だからです.いくら人間が努力しても、コネクタの構造で撚り戻しの長さが短くできない物があるからです.

メーカー製のLANケーブルでもコネクタカバーを外してみると、あきらかに撚り戻しが
長いものがあります.

まあ、なんであれ、良い工具は会社で買ってもらいましょう.アレ?

*1:ほら、総務の男なので、なんでもやりますよ