僕はソーシャル・ブックマークを単なる「積読のWeb版」ではなく「積読2.0」だと思っている。それは、ソーシャル・ブックマークは「公開された積読」という新しい情報を生み出し、「積読のアップローディング」というWeb2.0的なムーブメントをもたらしているからだ。

積読2.0!

ブックマーク・サービスを使ったことがある人は、ちょっと考えてみてほしい。普通にニュースサイトやお気に入りのサイト、ブログを巡回するだけで、気にかかる記事の50件ぐらいはすぐに集まると思う。これを概要ぐらいは押さえたところで「後で読む」「後で使うかも」と思ってブックマークするような使い方をしていれば、それは性格的に「積読(ツンドク)」に近いものじゃないかと思う。