サルサルサルサル、サルゲッチュ

オープンソース = 猿マネ」説
このへんって、じつは日本人が得意なところではなかったか?

とはいえ、Rulesとまでは言えなくともRocksとまでは言えるようになったのも事実だ。なぜそうなったのかは、実は関わっている本人にもよくわかっていないのだが、次のentryからそのあたりを考察していくことにしよう。

今まで上手く行ったオープンソースプロジェクトを見ると、一つの点に気がつく。
オリジナリティの欠如、だ。

このへんって、joel氏も本で言っていたな.
「顔を付け合わせて、ホワイトボードに四角やら矢印やら書いて、ああだこうだする部分をはしょることで成功している」(意訳)

実は、これも説明は簡単だ。
マネする方に、マネしたくないものまでマネるする義理がないからだ。

適者生存だ.

そう。彼らの役割は、何をマネするかではなく、何をマネしないか決めることなのだ。それが、そのプロジェクトの美学となる。LinuxにはLinusの、PerlにはLarryの、そしてRubyにはMatzの美学が反映されているが、それは彼らが何をマネすべきかではなく、彼らが何をマネしなかったかの集大成なのだ。

「そしてRubyにはMatz」
あー、ここに日本人がいるじゃないか.しかも東京在住じゃないし.