なぜ Linux か?

GNU Development Tools on Linux
Computer Architecture Series は、ソフトウェアとハードウェアの両面からコンピュータを理解することをテーマに置いていますが、この時必要になるものが開発環境です。1970-1980年代とはことなり、現在は誰もが無料で PC-UNIX 上の優れた開発環境を享受することが可能になっていますが、本シリーズは Debian GNU/Linux Sarge をベースに解説を行うこととしました。

当初、OpenBSD を候補としていた時もあったのですが、CPLD/FPGA デザインツールである Xilinx ISE WebPACK に代表されるように、PC-UNIX をターゲットとしたメーカー製ツールは、通常 Linux のみをサポートしていること。x86 アーキテクチャに関しては、Linux kernel 2.4 は教材としてなかなか面白い素材であること。何よりもリソースが豊富であること、などからカーネルには Linux を選択しました。

Xilinx ISE WebPACK うごくんか? Altera とかのデザインツールもうこくんかな?