Disk to Disk リカバリー

IBM NetVista A30 (6326) セットアップ

中古で3台のNetVistaを導入した.win2kがプリインストールされている.

リカバリーディスクは付属していないで Disk to Disk を採用している.
Disk to Disk とは、HDDの不可視領域にリカバリープログラムが格納されていて、ソレを起動することにより、システムの再セットアップが可能になっている.

リカバリープログラムの起動方法

  1. 電源ON
  2. IBMロゴ画面
    • [F1]でBIOSに入ることが出来る
  3. PXEブート画面
  4. リカバリープログラムのプロンプト
    • 「Press F11 to invoke the IBM Product Recovery program」
    • または「To Start the IBM Product Recovery program, press F11」
    • [F11] キーを押します。
      • メッセージは画面に数秒間しか表示されませんので、[F11] キーをすばやく押します。

BIOSの設定にて POWER ON SELFTEST を Quick から Enhance にしておいた方がよいかも.

リカバリープログラムは、どのように格納されているか

F11キーで起動するプログラムは Dos(win98?)上で動いている.
ディスクの後の方にFAT32で1GBの不可視領域があり、ここに格納されている.
FAT32なので、DriveCopyPLUSとかで、ふつうにディスクコピーが可能だが、なぜか、コピーした後、F11キーでリカバリープログラムが起動出来なかった.


リカバリー修復ディスケットというのを使うと、復旧することができるとのこと.
リカバリー修復ディスケット自体は、残念ながら付いてこなかったが、作成する方法が二通りある.

  1. RRDISK.BATから作成
    • c:¥IBMTOOLS¥RRDISK.BAT を起動
  2. リカバリー・プログラムから作成
    • F11キーでリカバリープログラムを起動してメニューから

今回は、当然ながら、RRDISK.BATから作成


リカバリープログラム自体がwin98で動いているみたいなので、リカバリー先がNTFSのときに、再セットアップが出来るかどうか(FORMATまでしてくれるか)は、わかりません.デフォルトでは、win2kの領域もFAT32でした.