コピーアンドペーストを考える

コピーアンドペーストってインターネット時代の写経なんじゃないかと思っています。

ツールで自動で処理するのでいいじゃん。って思うんですがそれじゃあ足りなくて、マウスで選択してコピーしてテキストボックスにペーストして保存する、という風に一度自分の身体を通さないとダメみたいな感覚があります。tombloo とか taberareloo みたいなツールでもダメな気がしていて、どこが違うのかっていうと、ペーストして、保存ボタンをクリックするっていう一連の作業によってはじめて完結する、みたいな。文字列を選択して、貼り付けて、形を整えて、みたいな。これは、華道なのかもしれませんね。流儀というか型みないな。

それから、なんでウェッブにコピーアンドペーストするのかという話。

これが自分にとってはとても重要で、それはパーマリンクとアンカー。もうこれだけが唯一インターネットというかウェッブを使う理由なんじゃないかと思っていて。承認欲とかそんなんどうでもよくて、世界と自分の脳を接続するために公の場にを晒すみたいな。自分から世界へという一方向じゃなくて世界から自分という双方向の。自分の脳が拡張されるような感覚のために。

脳っつうか、自分の身体が世界中に拡がるかんじ?